私たちの体内を流れる血液は、いろいろな成分で構成されて
います。

大きく分けると、液体の成分である血漿(けっしょう)成分と
細胞の成分である血球(けっきゅう)成分に分けられ、比率は
およそ半々くらいです。

血球成分に、白血球(はっけっきゅう)という成分があります。

白血球は、おもに外部から侵入したウィルスや細菌と戦ったり
腫瘍細胞や役目を終えて古くなった細胞の排出をする役割を
果たします。

人が健康を保つためには、欠かせないものです。

血液1μl中での数は、3500~9500個ほどが正常値で血液検査
などではWBCなどと表記されていることがほとんどです。

正常値、とあるように白血球数は多すぎても少なすぎてもいけません。

今回は、白血球が少ない場合どうしたらいいかを研究していこう
と思います!

白血球が少ないと現れる病気

白血球が少ないと、どんな病気になってしまうのでしょうか?

白血病

白血球が先天的に少ない人のごく一部が、白血病になってしまう
可能性があります。

白血病とは「血液のガン」と言われている病気です。

血液細胞には赤血球、白血球、血小板があります。これらは骨髄に
ある造血幹細胞から作られます。この過程の中で、ガン化した細胞が
骨髄で増殖・占拠してしまうと、血液細胞がグンと減ります。

そして、貧血や免疫の低下、出血や脾臓(ひぞう)の肥大などが起きます。

ガン化した細胞のタイプによって骨髄性、リンパ性、さらに進行状況や
症状から急性と慢性に分けられます。

コワい病気を挙げましたが、もともと白血球が少ない人のほとんどは
普通の生活であれば支障なく過ごすことができます。ただ、その場合は
定期的な血液検査を受けて様子を見るようにした方が良いです。

何らかの感染症

白血球は、リンパ球、顆粒球、マクロファージという成分から成り
好中球は5種類ある白血球の一種で、殺菌作用があります。

インフルエンザや肝炎などのウィルスは、血液中のリンパ球を
結核や骨髄線維症などのバクテリアは、血液中の好中球を減少させます。

そして、いずれも白血球の減少が見られます。

免疫疾患

リウマチなどの自己免疫疾患は、好中球を壊す抗体を体内で生成します。

HIVなどの免疫不全ウィルスは、血液中のリンパ球を減らします。
そして、白血球の減少につながります。

免疫力をつける食べ物

白血球自体を増やす食べ物や食事はありません。

ですが、免疫力のキーポイントは白血球です。免疫力ををアップさせる
と、それに伴って白血球の増加につながる、と考えられます。

免疫力がアップする食材とは一体どんなものがあるでしょう?

バナナ

フルーツの中でも、バナナはポリフェノールなどの抗酸化物質や多糖類
が豊富に含まれていて、免疫力を高める効果が期待できます。

とくに、熟して茶色い斑点(シュガースポット)のあるものが◎です!

熟す前のものであれば、80℃程度に温めた調理をして食べると良いです。
一度80℃に温めれば、その後冷めたものを食べても効果は同じです。

バニラアイスと絡めたり、ホットケーキに添えたりして食べると美味しく
いただけますよ!

亜鉛を多く含む食品

亜鉛は、白血球の数を保ち、活性化させる効果のあるミネラルです。

魚介類のカキや赤身の肉、ナッツやアーモンド、ひまわりの種などに
多く含まれています。

腸内環境を整えてくれる食品

腸は体の奥にありますが、こちらも外からのウィルスや菌の侵入を
防いでくれるはたらきをする器官なのです。

なんと、人間の体の中の免疫細胞の半分以上が腸にいるのです。

乳製品やビタミンB1、B2、B6や食物繊維などを積極的に
とるように心がけてください。

まとめ

私たちの体は、いろいろなところでいろいろな成分や機能がお互いに
影響しあい、絶妙にバランスを保っています。

単に、「白血球を増やそう!」と思っても、多方面からアクセス
していかなければ、白血球を増やすことはできません。
工夫しながら、生活習慣を改善し、白血球を増やしましょう!