動脈硬化や心筋こうそく、脳こうそく・・・これらの病気の原因は
「血管の詰まり」です。

脂肪分や塩分、糖分が多い食生活を送っていると血液がドロドロに
なり、血流が悪くなって血管の詰まりを起こしてしまいやすくなり
ます。

働き盛りの世代でも発病者が多く、初期症状や自覚症状もなく突然
発症して、中にはそのまま亡くなってしまう人もいるという恐ろしい
状態といえます。

こうならないためには、いろいろな習慣を改善する必要があります。

ストレスの解消につとめ、てきどな運動で代謝を上げ、さらに
バランスの良い食事を毎食摂らなければなりません。

今回注目したいのが、「食事」です。アリシンという血液サラサラ効果に
寄与する成分があります。どんな成分で、どんな効果があるのでしょうか!?

アリシンには血液サラサラ効果があります

アリシンの効果は、血中の血小板が固まるのを防いで血栓(血のかたまり)
をできにくくする効果があります。

さらに、血中の余分な脂肪分を減らしたり末端までの血管の拡張
をして血流と代謝をアップして血液をサラサラに保ち、血管が
詰まるのを防いでくれます。

血圧を下げる作用もあります。

優秀な抗酸化作用もあるので動脈硬化や脂質異常症、脳こうそく
などの原因の一つである活性酸素を抑える効果もあります。

香りの強い野菜に多いです

アリシンは、イオウ化合物の一種で硫化アリルとも呼ばれています。

ニンニクやタマネギ、長ネギ、ダイコンやワサビなどにたくさん
含まれています。

適量なら問題ありませんが、過剰な摂取は副作用が現れることが
あります。下痢や腹痛、胃のむかつきや痛みなどの消化器症状が
起こります。

健康に良い、といっても摂りすぎは禁物です。

摂るタイミングは、「とくにこの時間帯が良い!」というものでは
ありませんが、とくにニンニクはニオイがきつく、作用が強く胃を傷める
ことがあるので、お出かけ前や空腹時に食べるのはおススメできません。

調理することで、アリシンが出てきます

アリシンは、アリシンそのものが含まれているのではありません。

ニンニクなどに生の状態で、アリインという成分が含まれています。
これが加熱や刻む、つぶす、すりおろすなどの調理をすることで
分解されたものがアリシンとなるのです。

ニンニクやタマネギなどは、切ることでニオイが強くなりますが
これは、切って断面が空気に触れることによってアリインが活性化し
アリシンになる、という仕組みなのです。

できるだけ、手を加えてからいただく方が効果的です。

しかし、熱に弱く水に溶けやすいという特徴もあります。
なので、調理にもひと工夫しなければなりません。

生で食べるときは、水でサッと洗う程度にして長い時間水にさらさ
ないでください。加熱するときは、油と一緒に加熱するとアリシンが
壊れにくくなります。

炒める調理が最適と言えるでしょう。

煮物やスープとして使用したいときは、一度油を用いて炒めてから
調理した方が、アリシンを壊さずに摂取することができます。

ビタミンB1と一緒に摂取すると、結合して代謝がアップします。

ビタミンB1を多く含む食材は、豚肉や大豆、きのこ類や芽キャベツ
ブロッコリーやアスパラガスなどです。これらの食材と一緒に調理すると
効率よくアリシンを摂取することができます。

まとめ

ニンニクがスタミナ増強に良い、というのはなんとなく皆さんが
知っていることと思います。

ですが、ニンニクなどに含まれる成分のひとつ、アリシンにこんな
効果がある、と知らない人も多かったのではないでしょうか?

副作用のおそれもあるアリシン、特徴をよく理解して食べ合わせや
食べるタイミング、食べる量などを体調に合わせてうまく調節し
健康増進に役立ててください。