人間の体には、たくさんの血管が張りめぐらされています。

頸動脈などの太い血管から、毛細血管などの細い血管などすべてを
つないで1本の線にしたとします。

すると大人の場合、その長さは実に約10万kmもの長さになります。

この長~い血管は、24時間365日休みなく血液を運び続けて
私たちの健康を支えてくれています。

ですが、偏った食生活や不規則な生活習慣などによって
血液中にコレステロールなどができたり、脂肪分が増えたりして
血液がドロドロになってしまうことがあります。

血栓(けっせん)または血栓症ということばをご存じですか?

血栓とは、血管の中にできる血のかたまりのことです。
上記のコレステロールなどが原因で起こります。

血液の流れをジャマしてしまいます。

有名なのが「エコノミークラス症候群」です。

正しくは、肺塞栓症(はいそくせんしょう)といって
長時間同じ姿勢でいたことによってできた足の
血栓が、肺の動脈に達して血管を塞いでしまう病気です。

重症の場合、死に至ることもあります。

エコノミークラス症候群のように、この血栓が出来てしまった
場所によっては、脳梗塞や心筋梗塞などの命に関わる
重大な病気を引き起こすことがあります。

今回は、この血栓を解消する食べ物を研究していきます!

血栓を溶かして血管が詰まるのを防ぐ食べ物まとめ

シャケ

 

血液サラサラ食材と言えば、サバやサンマなどの青魚が代表的
ですが、実はシャケも良い仕事をします。

EPAやDHAはもちろんですが、シャケやいくらに含まれる
赤い色素には、強い抗酸化作用のあるアスタキサンチンが
含まれています。

血液をサラサラにして、血栓ができるのを予防します。

さらに、シャケの頭にはコラーゲンの鮮度を保ったり
細胞を保護するコンドロイチン硫酸という物質が含まれています。

コンドロイチン硫酸も、血栓の改善に効果があります。

お酒

飲みすぎは体に悪いですが、適量なら良い効果を得られます。

とある研究によれば、血栓を溶かす酵素が飲酒によって
活性が高まる、ということがわかりました。

まったく飲酒しないグループと比べると、日本酒やワイン
ビールを飲んだグループが1,5倍、焼酎を飲んだグループが
2,4倍もの高い活性を示したそうです。

アルコールをとばした後に残る、ごくわずかな成分でも同じ効果が
得られるそうです。料理に使っても同じ効果が認められます。

お酒が飲めない人でも活用することができます。

ビールは利尿作用が強く、飲みすぎると水分が排出されやすく
なるので、逆に血液がドロドロになってしまいます。

お酒はほどほどにしましょう。

もずく、めかぶ

めかぶには血栓を溶かすフコイダン、塩分やコレステロールを
除去する効果のあるアルギン酸が含まれています。

もずくにもフコイダン、さらにセレンという過酸化脂質の生成を
抑え、活性酸素を取り除くはたらきをする物質が含まれています。
ビタミンEと一緒に摂るとより良い効果が得られます。

少量でも良いので、毎日摂ると良いです。

納豆

日本の代表的な伝統食品、納豆もまた血栓の予防に効果的です。

納豆は、大豆に納豆菌を加え発酵させます。発酵している
間に、納豆菌はいくつかの酵素を分泌します。

そのうちのひとつが、ナットウキナーゼです。

ナットウキナーゼは、血栓を溶かしさらに血栓が作られるのを
防ぎます。

血液をサラサラにして、活性酸素を除去する効果もあります。

りんご

「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と昔から言われる
ほどりんごは、栄養満点で美味しい健康フルーツです。

とくに、皮の部分にアントシアニンという成分が含まれています。

アントシアニンには抗血栓効果のほか、抗ガン、抗ウィルス
作用があります。ほかにも、余分な塩分を排出するカリウム、
血糖値の急上昇を抑えるペクチンなど

たくさんの体に嬉しい成分がたくさん含まれています。

きのこ類

きのこ類は、食物繊維が豊富に含まれています。中性脂肪や
コレステロールなどの物質の排出に役立ちます。

しいたけにはうま味成分であるグアニル酸が含まれます。
グアニル酸には血小板凝集抑制作用があり、血栓や
血管の詰まりを防ぐことができます。

また、最近の研究できのこ菌で作られた発酵食品に
血栓を溶かし、できにくくしてさらに、強い抗酸化作用
そして免疫を高める効果があることが発見されました。

今後の発展に期待したいですね!!

まとめ

日本人の死因ベスト3は1位ガン、2位心疾患3位脳血管障害
ですが、血栓が原因である心筋梗塞、脳梗塞が2位と3位の
中でもかなり多くの割合を占めています。

血栓症には、自覚症状はほとんどありません。

さっきまで元気だった人が、まだ若い人が突然、
これらの疾患で倒れて重体、あるいは死に至ってしまう
ことも、決して珍しいケースではありません。

今回挙げた、血栓を溶かす食べ物を食事に積極的に取り入れて
血栓を溶かすようにしましょう。

他人事、とは思わずに日頃からしっかり予防を意識しましょう!