タバコ、吸いすぎていませんか?
お酒、飲みすぎていませんか?
食べ過ぎていませんか?

または、食事が偏っていませんか?

そんなアナタの肝臓は、ちょっとお疲れかもしれません!

血液検査や健康診断などで、ALT(GPT)という項目が
あると思います。

「アラニンアミノトランスフェラーゼ」の略です。

以前は、GPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ)
と呼ばれていましたが、国際的な基準でALTという
名前で統一されました。

この、ALTの数値が高ければ高いほど、肝細胞が
破壊されてしまってることを表しています。

一時的なものなら問題ありませんが、ALTの数値の上昇は
慢性肝炎や脂肪肝、あるいはウィルス性の肝炎などが
疑われます。

さらに、ASTというの数値がALTの数値を上回ると
肝硬変や肝臓ガンなどの重大な疾患が疑われます。

肝臓は、「沈黙の臓器」と言われています。

なぜこのような呼び方をされているかというと、
病気で肝機能が弱ってしまってもなかなか初期症状や
自覚症状が出ないからです。

肝臓は、手術で6~8割ほどを切除しても、自然に
もとの大きさに戻ります。

予備の細胞がたくさん控えていて、常にベストの状態で働きます。

このような、高い再生能力があるために肝機能が弱っても
症状がなかなか現れないのです。

ALTの基準値上限は、30IU/lです。
50IUl以上になると、病院を受診するよう勧告されます。

気づく頃には時すでに遅し・・・なんてことにならないように
肝機能を改善していきましょう!

ALTを下げる食事、食べ物まとめ

脂肪分を抑え、ビタミン・ミネラル、繊維質を良く摂りましょう。

また、夕食が過食だとALTは高くなります。
夕食は腹八分目にしておきましょう。

大豆

質の良いたんぱく質、必須アミノ酸が含まれます。

とくに、レチシンという物質は肝臓から脂肪を排出し
肝機能を高めるはたらきをします。

カキ

魚介類のカキです。カキは亜鉛が豊富です。
亜鉛は疲労回復、成長を促します。

タウリンという成分も含まれます。タウリンは肝臓の
中性脂肪、アルコールを分解します。また、肝細胞の
再生を促進する作用もあります。

しじみ

良質なたんぱく質、鉄分やビタミンBが豊富です。

肝臓では、体内にたまった有害なアンモニアを分解します。
この分解の手助けをしているのが、しじみに多く含まれる
オルニチンです。

にんにく

にんにくにはアリシンという成分が含まれています。

脂質を代謝し、コレステロールや中性脂肪を減らすはたらきが
あります。

ゴマ

ゴマには、セサミンとゴマリグナンが含まれます。

セサミンは肝臓の脂肪を減らし、肝臓がんの予防に効果的です。
ゴマリグナンは、肝臓の活性酸素を除去するはたらきがあります。

ローヤルゼリー

ローヤルゼリーはビタミンやアミノ酸がとても豊富です。

ビタミンB群が糖の代謝をうながし、肝機能の低下や肝臓病を改善し
アミノ酸は肝臓が自己再生する機能の手助けとなります。

食事法

まず、アルコールは控えめにしましょう。週に2,3日は休肝日を
取りましょう。

塩分、脂肪分の多い食事は肝臓に負担になります。

外食は控えめにして、上記で出た食材を意識してバランス良く
食べるようにしてください。

まとめ

肝臓は、とても優秀な臓器のひとつです。必要なエネルギーが
足りなくなると、それまで蓄えていたグリコーゲンという物質を
糖に変換してエネルギーにします。

これを、糖新生(とうしんせい)といいます。

糖新生は、肝臓自身にとても大きな負担となるはたらきです。

肝臓の数値が悪い=きついダイエットや食事制限で改善しよう
とすると、上記のはたらきを過剰にしてしまいます。

また、最近の研究で「スルフォラファン」というブロッコリーの
新芽に含まれる成分が、肝臓の持つ解毒作用を強くするという
ことがわかりました。

こちらは、サプリメントでの摂取がおススメです。

まずは、意識することからはじめましょう。
そして自分に合った方法で、肝機能を改善していきましょう!